三軸織物
伝統技術から生まれたハイテク素材

織物といえば、縦と横の二方向の繊維組織で構成されたものを思い浮かべますが、縦、横、そして「斜め」の三方向で
構成された「三軸織物」と聞くと、どのようなものを想像するでしょうか。三方向に織り込み、安定構造である「正六角形」の
集合体を造る事で、あらゆる方向に等しい特性を持つのが、「三軸織物」の特徴です。
この伝統的な籠編みに端を発する三軸織物を、世界で唯一工業製品として造り出しているのが、サカセ・アドテック株式会社です。

使用イメージ

up up up up up up
三軸織物ならではの優れた特性

極めて軽量、薄膜である事から、高機能スポーツ用品、
宇宙搭載機器などの、極限の性能を要求される
最先端分野で活用されています。
成型性が高く、薄膜、軽量な強靭素材が、新たな価値を創造します。

オンリーワン技術

Triaxial Woven Fabric(以下T.W.F.®)三軸織物のことです。
T.W.F.®は60°の角度で交叉している2方向の経糸に緯糸が組織されており、各糸が60°の交叉角で織られています。
これに対して、一般に織物と呼ばれているのは、経糸と緯糸が90°の交叉角で織られている二軸構造でBiaxial Woven Fabric(以下B.W.F.)という事ができます。
織物の性能は変形力に対して、最大強度ではなく最少強度に支配される為、極端に強度の低い方向をなくせば良いという発想からT.W.F.®が研究開発されました。
こうした考えにより、T.W.F.®はB.W.F.の構造上の弱点を持たない材料として、また、ユニークな特性を活かして、様々な分野において商品開発が進められています。

三軸織イメージ

スマホ表示に切り替える
ページトップへ